お役立ちコラム
2021/05/29
車のオーディオの選び方や取り付け方をチェック
今の時代、車を購入すれば、ほぼ車内に音楽を楽しむことができるオーディオ機能が備わっています。しかし、音楽好きな人は純正のものでは満足できずに、より良い音質を出力できるカーオーディオが欲しくなることがあります。ここでは、愛車に取り付けするオーディオの選び方と、それを取り付ける方法を詳しく調査し解説しています。
目次
車のオーディオの選び方
純正品から市販のオーディオに交換する場合は、規格サイズに合った商品を用意しなければいけません。
どんなに高性能なカーオーディオを購入しても、サイズが合わなければきちんと取り付けすることはできません。
オーディオデッキのサイズは2タイプ
特殊な車種や製品を除けば、オーディオデッキは「1DINサイズ」「2DINサイズ」の2種類に分けられます。
日本だけではなく、現在ではこの2タイプが世界中で主流となっています。
1DINサイズは欧州車によく見られ、大きさは高さ50mm×幅180mmです。
2DINサイズも幅は180mmと同じですが、高さが100mmで1DINサイズの倍となっています。
したがって、2DIN規格の場合はカーオーディオの取り付けスペースが、2DINサイズの機器が1台または1DINサイズの機器が2台取り付け可能となっています。
自分の車が1DINサイズか2DINサイズなのかは、高さを確認すれば容易に判断することができます。
使用しているメディアでオーディオを選ぼう
普段音楽をどのようなメディアで聴いているかは、カーオーディオ選びの重要なポイントです。
「CDでしか音楽を聴いていない」「iPodやiPhoneで音楽を聴いている」など、人によって、オーディオ選びは大きく変わってきます。
パソコンから取り込んだ動画など、幅広いメディアに対応できる商品も今ではたくさん販売されています。
現在だけではなく今後のことも考えて、USBやSDカード対応もできるようなオーディオを選ぶことをおすすめします。
スピーカーの性能やデザイン性も大事
オーディオを選ぶときには、音質や音響を決めるスピーカー性能の他にも、見た目のデザイン性も非常に重要なポイントとなります。
音にこだわるなら、幅広く音質調整ができるものを選びましょう。
スピーカーの大きさや数も大切ですが、オーディオデッキ本体の調整機能はあとで追加することはできません。
車のオーディオの取り付け方法
カーオーディオは自分で取り付け可能ですが、メカに弱い方は無理をしないでプロに任せることをおすすめします。
取り付けに失敗すれば音楽が聴けなくなる以外に、車内に傷を付けてしまうことも考えられます。
オーディオデッキ本体は取り付けることができても、スピーカーの取り付けは素人にはかなり難しいです。
まずは必要な工具を用意しよう
自分で車のオーディオを交換する場合は、はじめに必要な工具を用意しなければいけません。
基本的に必要になるのは「ドライバー」「内張はがし」「配線カプラー」です。
車種によって配線カプラーなどは適したものが異なりますので、事前にきちんと確認をしてください。
車のオーディオ交換の流れ
必要な道具を準備したら、電流を遮断することからはじめてください。
この作業は感電防止と、オーディオを守るために必須となります。
車のボンネットを開け、バッテリーのマイナス端子の接続を外してください。
次に内張りはがしを使用して、インテリアパネルを取り外します。
新しいオーディオを取り付けするのに必要な作業です。
インテリアパネルを外したら、新しいオーディオを配線するために、純正のオーディオをドライバーで取り外します。
取り外したら、配線処理を車種別の専用接続コネクターで行います。
通電確認を行い、しっかり作動することが確認できたら、あとは新しいオーディオを取り付けしてパネルを戻せば作業は完了です。
オーディオを取り付けする際の注意点
プロにカーオーディオの取り付けを任せる場合は注意すべきことはありませんが、自分で行う場合は様々な注意が必要となります。
傷が付かないように養生はしっかり行おう
カーオーディオの交換にはいろいろな道具を使用しますし、作業に慣れていないことから、車内のいろいろな箇所に傷を付けてしまう可能性が高いです。
特にオーディオデッキがある場所は目に付きやすいので、小さな傷でもかなり目立ってしまいます。
養生シートやマスキングテープなどを用意して、入念に養生しましょう。
配線の扱いに注意しよう
電流を遮断させてから作業を行うことも大事な注意点ですが、配線の取り扱いには十分に注意を払う必要があります。
無理やり引っ張ってしまうと断線することもあり、そうなると素人では簡単に修理することができません。
まとめ
車のオーディオは、車に合った商品を選んで必要な道具を用意して注意点を守ってきちんと作業を行えば、素人でも交換することは可能です。
しかし、メカに弱い方にとってカーオーディオの取り付け作業はとても難しく、無理をすれば音楽を聴くことができなくなるばかりか、大切な車を傷つけてしまうリスクもあります。
そのため、きちんと交換できる自信がない方は、迷わずカーショップなどのプロに取り付け作業を任せることをおすすめします。
→D.I.Jのカーオーディオ・その他カー用品取り付けについてはこちら
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