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2021/05/30

車載地デジチューナーとは?選び方のポイントを解説

車にナビが搭載されているのは当たり前となっていて、今ではほとんどのカーナビでテレビを楽しめるようになっています。しかし、2011年の10月にアナログ放送が終了したことを受け、それ以前に車に取り付けられていたナビでは、デジタル放送を視聴できなくなってしまいました。
ここでは、デジタル放送を受信するために必要な車載用地デジチューナーについて、選び方を含めて詳しく調査し解説しています。

車載用地デジチューナーとはどのようなもの?

テレビがアナログだったことすら忘れてしまったという方も少なくないでしょう。
アナログ放送からデジタル放送への移行は、ある程度の猶予をもって行われましたが、実は地上デジタル放送は、完全移行された2012年3月のはるかに前の2003年からはじまっていました。

それから3年後の2006年には全都道府県庁素材地で、2010年には全国のほとんどの地域で地上デジタル放送を受信することが可能になりました。
その当時は、地上デジタル放送を視聴するのに特別な機器が必要でしたが、2012年3月以降はこれまで所有していたアナログ端末でのテレビ視聴ができなくなってしまいました。
デジタル放送を観るためには新しいテレビに買い替えるか、地デジチューナーを購入するしかなくなりました。
今では大画面テレビでも数万円で購入可能となりましたが、その当時は地上デジタル放送対応のテレビはかなりの高額商品でした。
それまで使用していたアナログのテレビでも、安価な地デジチューナーを利用することでデジタル放送を観ることができたため、多くの方がその方法を選択しました。

車載用地デジチューナーとは、その名の通りに車のナビのテレビを視聴できるようにする専用のチューナーです。
アナログテレビ同様に、これまで使用していたカーナビでは2012年3月を機にテレビの視聴ができなくなってしまいました。
家庭用のアナログテレビは、地デジチューナーを取り付けない限り、ただのゴミとなってしまいましたが、カーナビはテレビを観るのが本来の目的ではないため、そのまま放置している方も少なくありませんでした。
家庭用テレビと同じように、当時はカーナビもかなりの高額商品であったために、容易に新しい地デジ対応商品に交換することはできませんでした。
中にはカーナビはそのままにして、車用のテレビを新たに購入する方もいましたが、それではスペースをとって運転の邪魔になってしまいます。
そのため、どうしても車の中でテレビを視聴したい場合は、車載用地デジチューナーを購入するのが一般的な選択肢でした。

 

車載用地デジチューナーの選び方

家庭用の地デジチューナーと同じく、車載用地デジチューナーもデジタル放送への移行に伴い、多くのメーカーがこぞって発売に踏み切りました。
他の商品同様に、車載用地デジチューナーにも1つのメーカーでも複数のラインナップをしていて、当然商品によって価格は異なっていました。
単純に値段で商品選びを行う方もいましたが、車載用地デジチューナーの種類を大別すると、「フルセグチューナー」「ワンセグチューナー」の2つに分けられ販売されていました。

 

フルセグチューナーとワンセグチューナーの違い

フルセグチューナーとワンセグチューナーいずれも、視聴できるチャンネル数も番組もまったく一緒です。
この2つの大きな違いは、受信できる周波数の多さです。
地上デジタル放送というのは、周波数を13に分割して放送されているのですが、その名の通りにその中の1つだけを受信しているのが「ワンセグ」です。
これに対して「フルセグ」は残りの12を受信します。
携帯電話でテレビを視聴できるようになったときに、「ワンセグ放送」という名前を聞いた覚えのある方も多いと思います。
ワンセグ放送とは、軽いデータで広域受信ができる特徴をもち、携帯電話などの小さな画面での視聴に向いています。
これに対して「12セグ放送」つまりフルセグは、家庭向けテレビ用のハイビジョン放送などの高画質再生が可能で、データ量の多いフルセグの方が鮮明な画像を楽しめるようになっています。
データ量が少ないワンセグは映像の放送に特化しているのに対して、フルセグは映像データの他にも、家庭用テレビのようにニュースや天気予報などのデータも受信できます。
さらに、1つの周波数しか受信できないワンセグは、そのデータが途切れてしまうと映像が観られなくなってしまいますが、複数の周波数を受信できるフルセグなら映像を映し続けることを可能にします。
つまり、移動中の車の中ではワンセグよりもフルセグの方が向いていることになります。

 

フルセグには「2×2チューナー」と「4×4チューナー」の2種類がある

フルセグには「2×2チューナー」と「4×4チューナー」の2つの種類があって、これらの数字はアンテナとチューナーの数を表しています。

当然数が少なければ価格は安くなりますが、周波数と同じように数が多い方が移動中に受ける映像や音声の影響を少なくすることができます。
本体価格だけではなく、アンテナやチューナーの数が多いと、それだけ取り付けにかかる手間も増えるため、カーショップなどのプロに頼んだ場合の工賃も高くなります。
ただし、はじめから走行中にテレビを視聴することを目的としている場合は、「2×2チューナー」と「4×4チューナー」では、テレビ受信品質に大きな差が出てしまいます。
そのため、ストレスなくテレビを楽しみたい方には「4×4チューナー」を選ぶことをおすすめします。

 

まとめ

車載用地デジチューナーとは、アナログのカーナビで地上デジタル放送を視聴可能にするためのツールです。
車載用地デジチューナーには、「フルセグチューナー」と「ワンセグチューナー」の2つの種類があって、走行中にテレビを視聴するならたくさんの周波数を受信できる「フルセグチューナー」がおすすめです。
さらに「フルセグチューナー」には「2×2チューナー」と「4×4チューナー」の2種類があります。
アンテナとチューナーがそれぞれ4つずつある「4×4チューナー」を選択することで値段は高くなりますが、走行中でもテレビ受信品質を高いレベルに保ち、ストレスのないテレビ視聴を可能にしてくれます。

 

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