お役立ちコラム
2021/09/27
外車とはどんな車?外車の種類・メリット・デメリットを解説
車の愛好家にとって、あこがれの存在である外車。
人生で一度は、「外車に乗ってみたい!」と夢見ることがあるのではないでしょうか。
外車には複数の種類がありそれぞれ特徴が違うため、購入の際には注意が必要です。
ここでは、「外車」とはどんな車を指しているのかなどの基本的な内容と、外車が持つメリットとデメリットを解説します。
目次
外車とは海外で作られた車や輸入した車のこと
外車とは、海外で生産・販売された車のことです。
輸入したものを購入するため、「輸入車」とも呼ばれます。
代表的な外車の車種
- メルセデスベンツ
- アウディ
- ポルシェ
- ジャガー
- ボルボ
代表的な車種をあげると、どれも高価なイメージの強い車種が多いことに気がつきます。
しかし、外車はこのほかにもさまざまな種類があり、中には日本で販売されている一般的な車種とそう変わらない値段で購入できるものもあります。
外車は、日本国内で販売されている車同様、値段も機能もさまざまです。
外車の種類は3つ
実は、外車には3つの種類があります。
外車の種類
- 正規輸入車
- 並行輸入車
- 現地生産車
これは、輸入や生産ルートで分けられます。
中には日本国内では外車のイメージをあまり持たれないような車もあります。
また、同じ車種でもこの違いで購入価格が変わる場合もありますから、違いをしっかり理解しておきましょう。
正規輸入車
正規輸入車は、海外の自動車メーカーと直接契約している輸入元(インポーター)を経由して販売される外車です。
輸入元が直営されているディーラーや代理店で販売されるのが特徴で、日本で外車を購入する場合に一番安心して購入できる車です。
正規輸入車の場合、日本の道路交通法に適合する仕様で作られており、正規ディーラーでサービスを受けられるなどのメリットがあります。
購入価格では高い傾向にありますが、運転しやすく万が一のときの相談先がある点を考えると、一番安心な入手ルートといえます。
並行輸入車
並行輸入車は、正規輸入車とは違うルートを経由して輸入された外車です。
並行輸入業者が輸入した場合や、個人で外車を輸入した場合は、この並行輸入車に分類されます。
上記の正規輸入車と同じ車種でも、正規ルートとは違うルートを経由して購入したなら、並行輸入車として扱われます。
並行輸入車の大きな特徴として、車の機能が販売国の道路交通法に沿った仕様になっている点があります。
そのため、日本国内で走行しても問題ないかを調べるために、車検に通して整備しなくてはいけません。
車検を通す必要がありますが、正規輸入車よりも安い価格で購入できる機会が多いです。
海外限定モデルなどが購入できるのも、並行輸入車のメリットです。
ただ、車検を通す必要がある点や、正規輸入車を取り扱うディーラーから整備や点検を断られる可能性がある点などのデメリットもあります。
現地生産車
現地生産車とは、日本の自動車メーカーが海外で生産した車を、国内のディーラーで販売する外車です。
日本メーカーが販売しているため、ほかの外車のようにいかにも外車である雰囲気はありません。
しかし、現地生産車は国内ディーラーだけでなく、海外ディーラーでも取り扱われ、同時に販売されているため、外車となります。
一部の車種次第では、国内生産モデルと現地生産車モデルの両方を販売している車種もあり、車にこだわりがある人の中には、あえて現地生産車モデルを購入する場合もあります。
販売元は国内ディーラーであるため、整備・点検・サービスを国内ディーラーのお店で受けられるのがメリットです。
外車のメリット
外車の輸入方法によるメリットは異なりますが、外車そのものが持つメリットはどの輸入方法でも変わりはありません。
外車が持つメリットをまとめると、以下のようになります。
外車が持つメリット
- 日本車にはないデザイン
- 優れた機能
- 高い耐久性
- 型落ちしにくい
外車は、車種のメーカーがある本拠地ならではのデザインが反映されており、日本にはないデザイン性を楽しめます。
デザインだけでなく、機能面でもメリットがあります。
海外は法定速度や実走行速度が日本よりも速い傾向にあるため、走行の安定性や加速のスムーズさなどの機能に優れています。
日本の国内者にはない機能もあり、外車ならではの走行が可能です。
法定速度や実走行速度の速さから、外車は万が一のときの安全性を守るため、ボディの耐久性に優れた車種が多いです。
また、石畳や未舗装の道路が多い地域に対応するため、エンジンや足回りの耐久性に力を入れた車種もあります。
海外では、車は故障を前提として修理しながら使い続けていく習慣が多く、日本よりもモデルチェンジまでの期間が長い傾向にあります。
そのため、型落ちが起きにくく長く楽しめるメリットもあります。
外車のデメリット
メリットがたくさんある外車ですが、デメリットもあります。
外車のデメリット
- 節税ができない
- 修理費が高い
海外では軽自動車の概念が薄いため、外車のほとんどが普通自動車として扱われます。
軽自動車だとできる節税ができない可能性が高いです。
また、日本の同程度のサイズの車に比べると、車体が重い車種が多いため、重量税が高くなります。
車にかかる税を軽減できないのは、頭の痛いデメリットです。
また、外車メーカーは国内メーカーよりも店舗数が少なく、故障などの万が一の対応ができる場所が限られます。
そのため、消耗部品やパーツも、日本車に比べて在庫が少ないです。
在庫が少ないため部品代が高額になりやすく、ない場合は部品を輸入しなくてはならないため、そのお金もかかります。
外車はデザインや機能に優れていますが、維持費が大きくなりがちなデメリットを抱えていると覚えておきましょう。
まとめ
外車はメリットがたくさんあり、そのメリットは輸入方法でも微妙に変化します。
また、メリットだけでなくデメリットもあるため、そこを考慮した上で購入しなくてはいけません。
「合同会社D.I.J」では、外車に関する幅広い相談・依頼を受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事
AREA
ディーアイジェーの
対応エリア
埼玉東京群馬を
中心に
全国対応中!
ディーアイジェーでは埼玉、東京、群馬などの関東エリアを中心に、北海道や愛知、大阪、福岡など、全国の輸入車・外車オーナー様のご依頼をお受けしております。
まずはお気軽にお問い合わせください。